続氷室歳時記季語集凡例


一、季の配列は、春・夏・秋・冬・新年の順とし、季ごとに季語を時候・天文・地理・生
活・行事・動物・植物に分類した。

一、見出し季語・傍題の選定及びそれらの順序等は、おおむね角川書店『合本俳句歳時記
第三版』に準拠し、さらに講談社『カラー図説大歳時記』、角川書店『俳句大歳時記』な
どを参考にした。

一、季語・例句の表記及びルビは原則として歴史的仮名遣いとし、索引は現代仮名遣いと
した。

一、漢字の表記は、原則として印刷標準字体を用いた。

一、例句は、『氷室歳時記』所収句を一新し、「氷室」平成八年一〇月号以降の作品を原
則として、主宰金久美智子の句集や発表作品、「氷室」氷華集掲載作品及び「氷室」同人
・会員の応募作品等の中から、主宰が再選して決定した。作者数は三二五名である。

一、二八一二の見出し季語を掲載し、すべての季語に例句を付した。掲載した傍題は四四
二八、句数は八五五四句である。

一、忌日に関わる季語は、江戸期以前、明治期以後の順に、それぞれ月日順に掲載し、没
年月日を付記した。江戸期以前の忌日には、旧暦の没年月日及び西暦に換算した没年月日
を付記した。

一、巻末に、傍題を含む全季語の五十音順索引を付した。